捕鯨船で記者が見たもの ノルウェーの海、同乗ルポ

有料記事

文と写真・初見翔
【動画】捕鯨の現場は? ノルウェーの捕鯨船に記者が同乗した=初見翔撮影
[PR]

 日本は国際捕鯨委員会(IWC)を脱退し、7月、31年ぶりに商業捕鯨を再開した。一方、IWC加盟のまま商業捕鯨を続ける国もある。その一つ、ノルウェー捕鯨船に同乗し、鯨肉の生産現場に立ち会った。

 7月27日、ノルウェーの捕鯨船カトー号(434トン)は、北緯80度近くの北極圏、スバールバル諸島沿岸に来た。

 追いかけるのは日本でも食べられているミンククジラだ。息継ぎで海面に現れては、また深く潜る相手にあわせ、進路を細かく変えながらゆっくりと進む。

「耳をふさげ」

 「耳をふさいだほうがいい」…

この記事は有料記事です。残り2416文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら