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 火葬されたものの引き取り手のない遺骨を送ってもらい、有料で埋葬する寺が富山県高岡市にある。住職はこれを「送骨」と呼び、宗派を問わず供養を続けてきた。いわば孤独死の「終着点」。荷物のように遺骨が送られることに「かわいそう」との声もあるが、住職はいう。これは、気の毒なことではありません――。

 高岡市中心部にあるJR高岡駅から約1キロの住宅街の一角。ここに560年の歴史を持つ日蓮宗高岡大法寺が立つ。住職は栗原啓允(けいいん)さん(60)だ。

 寺の開祖をお祀(まつ)りした開山堂と呼ばれる部屋には、関東地方からゆうパックを利用して送られてきた段ボール箱が安置されていた。一見すると、どこにでもある普通の荷物。だがその中身は骨つぼに入った遺骨だ。

 送り主は、親族や孤独死した故…

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