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 ラグビー・ワールドカップ(W杯)のアイルランド代表チームのスタッフが18日、竜巻とみられる突風の被害を受けた市原市で、がれきの撤去などを手伝った。同市は、チームの公認キャンプ地で、地域の住民は「心強かった」と感謝している。

 ボランティアに来たのは、アイルランド代表で試合を分析し戦術を考えるアナリストを務めるビニー・ハモンドさん(34)。市原市立市津運動広場のグラウンドで、散乱したトタン屋根や木の枝、看板を集めていった。作業中、住民らとは身ぶり手ぶりでジョークを言い合い、笑顔が絶えなかった。

 ビニーさんは「キャンプをした思い出の場所が、悲惨な状況になってしまい悲しい。被災した人たちに力を与えられるような試合にしたい」と話した。

 運動場は有志の住民ら数人で片付けをしてきたが、高齢者が多く、重いものは運べなかった。この日は、飛ばされたサッカーゴールをいくつもビニーさんと一緒に運んだ。自営業の大橋五郎さん(79)は「来てくれる心意気がうれしい。力が強くて助かりました」と笑った。(小木雄太)

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