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 訪米中の玉城デニー沖縄県知事は18日(日本時間19日)、ワシントンで米政府関係者と会談した。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設を見直すよう求めたが、米側は「辺野古が唯一の解決策」との姿勢で、平行線に終わった。

 会談は非公開。玉城知事によると、米国防総省のメアリー・ベス・モーガン国防長官府筆頭部長と、国務省のテッド・シーガー日本部長代行が応対。軟弱地盤による工事の遅れなどを指摘し、日米両政府に沖縄を加えた3者で移設計画を再検証することを求めたが、米側の具体的な返答はなかったという。

 玉城知事は17、18両日には、米国防予算の枠組みとなる国防権限法案を協議する連邦議員らと会談。米側の負担が大きくなると指摘すると、ある議員は「調査したい」と述べたという。玉城知事は「(軟弱地盤などについて)米政府と日本政府が共有しているのか懸念があった。無謀な計画は見直すべきだということを伝えられた」と話した。(伊藤和行)