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 商業を学ぶ高校生が、実際に商業施設に店舗を構え、商品陳列や接客、販売の腕を競う「第1回島根県高校商業達人CUP」が19日、出雲市大塚町の大型ショッピングセンター「ゆめタウン出雲」であった。松江商、出雲商、隠岐、邇摩の4高校が出場し、出雲商が優勝した。

 県商業教育研究会などの主催。昨年岐阜県で開かれた同様の大会を参考にしたという。計約60人の生徒が、1時間半の制限時間で各校24平方メートルのスペースに「店舗」に見立てた販売コーナーを設け商品を陳列。2時間かけて実際に販売した。

 各校の個性が発揮され、出雲商は和洋菓子を並べ、赤いエプロンで試食を呼びかけた。松江商はワゴンごとに価格を統一し、パンや柿、お米、干物、ブロッコリーなど豊富な品ぞろえで勝負。邇摩は紅葉模様の布をあしらって秋をアピール。地元特産の卵やプリンなどを販売した。隠岐は離島らしく海産物で勝負。味付けの白バイ貝、のり、隠岐水産高が作ったマグロの缶詰などを並べた。

 7人の審査員が、商品陳列の見やすさ、店装飾の美しさ、店員の身だしなみ、表情や話し方などをチェック。出雲商の佐野友哉さん(3年)は「店の立地から客層を予測し、早く完売できた。箱も見栄えが良いものを準備した」と工夫を話した。松江商の藤原梓(あずさ)さん(3年)は「スペースを事前に見ていないので、前段階の企画書で苦労した。店の横に大きなポスターなどがあれば良かったかも」と話していた。(奥平真也)