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(19日、プロ野球日本シリーズ、ソフトバンク7-2巨人)

 制球に苦しむ、らしくない投球だった。それでも、日本シリーズで史上3人目となる3年連続の「開幕投手」を任されたソフトバンクの千賀は粘った。

 2点リードの七回は2死から、この日初めて連打を浴びた。味方の失策も重なって二、三塁と一打同点のピンチ。ここで代打重信には2球続けてボールとなったが、26歳は崩れない。変化球でカウントを整える。最後は147キロのカットボールを真ん中低めに決め、見逃し三振に。力でねじ伏せると、ガッツポーズしてほえた。

 昨季の日本シリーズ第1戦は立ち上がりに2失点し、四回で降板した。「体がボロボロで、色々と考える余裕がなかった」と振り返る。ただ、それを取り返そうとは考えていない。「今年は今年」。雑念を払って前だけを見据え、静かに闘志を燃やしていた。この日の初球は159キロの真っすぐ。球場をわかせた投球に表れていた。

 「お化けフォーク」で空振りを奪っていく本来の姿ではない。それでも、そこは日本シリーズ3連覇を狙うチームのエースだ。失点を阿部のソロ本塁打だけに抑え、7回5奪三振の1失点。2011年の第7戦から日本シリーズ12連勝中だった本拠ヤフオクドームの大声援の後押しを受け、大役を見事に果たした。(大坂尚子)

 ■存在感示したグラ…

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