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 台風19号の大雨は、秋の登山シーズンを迎えていた山々にも傷痕を残した。3千メートル級が連なる南アルプスは、甲斐駒ケ岳(2967メートル)の主要な登山道で土砂が崩落するなど特に影響が大きく、ふもととの行き来ができない山小屋もある。

 花崗岩(かこうがん)の白い岩肌がピラミッドのようにそびえる甲斐駒ケ岳は、北東の山梨県北杜市側から標高差2200メートルを登る「黒戸尾根」ルートや、南西の北沢峠から登るルートが知られている。

 黒戸尾根は、倒木や土砂崩れで通行止めになった。尾根上にある七丈小屋によると、五合目付近のはしごは、下の土がえぐれて中ぶらりんの状態だ。

 登山家で七丈小屋管理人の花谷…

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