[PR]

 京都府南丹市園部町の生身(いきみ)天満宮で20日、同天満宮に伝わる「祭礼絵巻」に描かれた神幸行列が再現された。みこしや祭りばやしを奏でる屋台とともに、侍や町衆らに扮する220人の行列が、市街地の約4キロを練り歩いた。

 神幸行列は1750年ごろ始まり、祭礼絵巻には総勢500人ほどの行列が描かれている。近年は数十人規模で続けてきた。

 今回の神幸行列では、約30年前に途絶えた重さ1・4トンの大みこしや、屋台1台が復活。弓矢などを手にした侍や僧侶、ひつを持つ町衆らが並んだ。同天満宮の上野栄二・氏子会会長(84)は「豪華で、絵巻通りの行列が再現できた」と喜んだ。

 園部藩は1619年、転封された但馬国出石藩主・小出吉親が初代藩主として立藩。今年がそれから400年にあたることから、市などで作る実行委が記念事業として行列を再現した。(横山健彦)