【動画】千曲川堤防が決壊した現場周辺の長野市内の様子=堀英治撮影
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 台風19号の被災地では週末、ボランティアの作業が本格化し、多くの人たちが復旧作業にあたった。今回の台風は東日本に広範な被害をもたらしたこともあり、人手不足も目立つ。

 20日にボランティアの受け付けを始めた宮城県丸森町には全国から約500人が集まり、家財道具の運び出しや泥かきなどをした。

 千曲川の堤防が決壊し、浸水した長野市にも20日だけで2530人が集まった。同市穂保地区の山口悦子さん(52)方では15人が作業。「笑うことさえ忘れていたけれど、ボランティアの方が明るくて元気をもらえた」と山口さん。地域の運動会を取りやめて団体で駆けつけた市内の公民館長、藤倉喜一さん(71)は「1日にできる作業は限られている。平日は来られる人も減るし、冬までにどれだけ終わらせられるか」と話す。(大宮慎次朗、山本知佳)