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(20日、プロ野球日本シリーズ ソフトバンク6-3巨人)

 振り切ったバットを、松田宣が豪快に放り投げた。打球は大歓声のなか、センターバックスクリーンへ。七回の決勝3ラン。緊迫した展開で、ソフトバンクがワンチャンスをいかした。

 わずかなほころびを見逃さなかった。デスパイネが敵失で出塁すると、工藤監督は代走に俊足の周東を送り、重圧をかけた。この回から救援した大竹に三度の牽制(けんせい)球を入れさせた。3ボール1ストライクからはランエンドヒット。グラシアルが三遊間を破って無死一、三塁とし、松田宣が2ボールからの甘い球をしとめた。

 松田宣は、打ちあぐねたメルセデスから大竹への投手交代をプラスにとらえた。「(メルセデスは)パ・リーグにあまりいないゴロを打たせる良い投手。交代して、最初のチャンスでものにできた。最高の舞台で最高の場面で、最高の当たりが打てた」

 プロ14年目の36歳には3年連続で日本一を目指すチームの一員として短期決戦を戦う自負がある。打てなければ先発落ちすることもある。「必死ですよ。(自分は)昨年も思うような結果が出ずにいたが、やってきた自信はある。勝つか負けるか、最後に1点多く勝っておけばいい。2連勝なのでそれが一番大きい」

 終盤までどちらに転ぶか分から…

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