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 台風19号の影響で、太平洋側の海岸に大量のごみが漂着した。各地で撤去作業が続くが、漁業への影響のほか、世界文化遺産の構成資産である三保松原(みほのまつばら)(静岡市清水区)では、ごみの影響に加えて塩害も心配されている。

 神奈川県大磯町の大磯海水浴場。海岸を清掃する「かながわ海岸美化財団」から依頼された業者らが、ごみの撤去を続けている。

 16日に訪れると、砂浜に流木などが大量に流れ着いていた。レジ袋や釣り糸が絡みついたものも。近くのゴルフ場からか、ゴルフボールも多く交じり、携帯電話のケースやペットボトルなどのプラスチックごみも目立つ。手作業でプラごみを取り除いた後、流木を重機で運び出す。

 いったん沖に流されても風向き次第で再び海岸に打ち上げられる可能性がある。同財団は9月の台風15号で県内の海岸に計180トン程度のごみが漂着したと推定しているが、清掃を委託された紺野厚夫さん(63)は「台風15号よりはるかに多く、いつ終わるか見通しが立たない。少しずつやるしかない」と語る。

 海洋プラごみなどに詳しい二瓶…

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