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 かんぽ生命の不正販売を報じたNHK番組「クローズアップ現代+」に日本郵政グループが抗議していた問題で、日本郵政の鈴木康雄副社長が番組内容などへの批判を繰り返し、長門正貢社長の説明を打ち消す異例の事態となっている。日本郵政の真意はどこにあるのか。

 NHKは昨年4月にクロ現でかんぽ問題を報道し、続編に向けて情報提供を募る動画を7月にネットで掲載した。しかし、郵政側の抗議を受けて動画は削除。取材を拒まれ、続編は今夏まで放送しなかった。

 この問題で今月、鈴木氏が国会の審議などに計5回出席。NHKの動画について「おかしいと今も思う」とし、抗議は正しいと主張した。「取材を受ければ動画を消す」と言われたとして、「まるで暴力団」「放送倫理に違反する」などと批判した。

 昨春放送した内容にも批判が及んだ。鈴木氏によると、番組の指摘はどれも郵政側が把握済みで「新しいものはほとんどなかった」。かんぽの営業目標引き下げを「番組の手柄」のように報じられたとし、「とんでもねぇ」と記者団に声を荒らげる一幕もあった。

 こうした発言に先立つ先月30…

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