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 トヨタ自動車系部品大手のデンソーが、社員食堂で、環境に負荷をかけないでとられた魚介類「サステナブル・シーフード」を使ったメニューの提供を始めた。サステイナビリティー(持続可能な)経営に力を入れるなか、身近なところから従業員に伝える狙いだ。

 デンソー本社(愛知県刈谷市)の社食で今月初め、従業員が「北海道産ホタテの卵とじ丼」(550円)をほおばっていた。ホタテは、資源管理を守るなどして国際機関が「持続可能な漁業でとられた」と認めた魚介類。食堂の運営会社も認証を受ける仕組みだ。

 1月から社食で使い始め、本社7カ所と西尾製作所(愛知県西尾市)の3カ所で月1回提供する。これまでのメニューは「エビフライとろろかけ丼」「カツオのたたき青じそみぞれ丼」など。全34の社食で導入する方針だ。担当者は「食という身近なところから社会課題を感じてほしい」と話す。

 「サステナブル・シーフード」はパナソニックが社食で導入を進めるほか、イオンなどのスーパーでも販売されている。(竹山栄太郎)