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 山形県が出荷量全国一を誇るラ・フランスの出荷式が21日、天童市のJAてんどうラ・フランスセンターであった。JAや自治体の関係者約50人が参加。5キロ入りのラ・フランス約1500箱を載せ、大阪に向けて出発するトラック2台を見送った。

 ラ・フランスは収穫が早すぎると味や香りが落ちる。品質保持のため、JAや行政などでつくる県「ラ・フランス」振興協議会が販売開始の基準日を決めている。人為的に早期追熟させた実の基準日は21日で、そのほかは26日から販売される。

 台風19号の接近を考慮し、今年は収穫を1日早めて8日から開始。9月末の台風17号とあわせ、天童市では50トン程度の落果があったが、JAの担当者は「心配していたより被害が大きくなかった」。6月はひょうの被害も受けたものの、今年の集荷量は前年比2%増の約1700トンだった。

 センターに集められたラ・フランスは、早期追熟のものを除き、冷蔵庫で保管され、箱詰めして順次、出荷する。12月ごろまで出荷が続くという。(青山絵美)