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 第72回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催)は21日、群馬県で準々決勝があり、花咲徳栄(埼玉1位)は山梨学院(山梨1位)に1―2で、西武台(埼玉2位)も健大高崎(群馬3位)に2―3で敗れ、4強入りを逃した。

サヨナラ負け、悔しさバネに 西武台・増田投手

 九回裏、1死一、三塁。西武台のエース増田優真投手(2年)の外角直球を健大高崎の9番打者が内野へ転がすと、味方の守備が乱れる間に三塁走者が生還した。喜びを爆発させる相手を見て、増田投手は2番手で登板し、この日と同じくサヨナラ負けを喫した今夏の埼玉大会4回戦を思い出していた。

 父の要さんは同じ西武台の選手として1988年の選抜大会に出場している。4強入りすれば来春の選抜出場の可能性が広がり、「目標である父に追いつくスタートラインに、もう少しで立てたのに」という思いはあるという。

 直球の最速は120キロ台ながら、この日はカーブを中心に変化球を丁寧に織り交ぜ、3回以降の6イニングを無失点と好投した。「変化球の切れには自信がある。この冬は球速を伸ばす練習をしたい」。サヨナラ負けの悔しさを味わうのは、これで終わりにする。=高崎城南(宮脇稜平)