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 負けて本気で悔しがる選手を見て、自分のやり方は間違っていなかったと思った。

 剣道のミャンマー代表チームを率いる出崎忠幸さん(56)は、この国に移住した2012年から剣道の輪を少しずつ広げてきた。空手や日本文化に興味を持った100人あまりに手ほどき。今も練習を続ける十数人は剣道の精神や礼儀を理解しようと懸命だ。そのメンバーで8月、初の国際大会に挑んだ。

 ミャンマー人剣士には「勝ちたい気持ちを忘れるな」と声をかけ続けた。苦しさも味わった、自身の剣道経験に基づく指導だ。

 長崎県の五島列島出身。高校卒…

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