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(21日、高校野球秋季近畿大会1回戦 明石商8―3東山)

 高校野球の秋季近畿地区大会は21日、佐藤薬品スタジアム(奈良県橿原市)で1回戦があり、今年の甲子園で春夏連続で4強入りした明石商(兵庫2位)が東山(京都2位)を8―3で下し、8強入りした。この日4番デビューを果たした1年生の活躍が光った。

 俊足を武器に、この秋からレギュラーの座をつかんだ福本綺羅(ひかる)外野手。県大会では1番で起用されたが、広角に打てる打撃と、1年生らしからぬ落ち着きぶりを買われ、今大会から公式戦で初めて4番に抜擢(ばってき)された。

 この日は、変化球が多い相手投手陣の球を冷静に見極めた。三回は無死満塁の場面で、変化球を右前に運んで適時打に。直後、次打者が二塁打を放つと、一塁から一気に生還。無死一塁で打席に立った六回も、初球できっちり犠打を決めるなど、一度も凡退することなく勝利に貢献した。狭間監督は「心臓に毛が生えている。相手にとっては嫌な打者だと思いますよ」と評価した。

 次戦は、27日の準々決勝で大阪桐蔭(大阪1位)と対戦する。福本は「いつも通りのプレーでチームに貢献できたら」と話した。(高岡佐也子