皇室に「親しみ」62%、恩赦実施には「反対」が過半数
19、20日に朝日新聞社が行った全国世論調査(電話)で、今の皇室に親しみを持っているかを尋ねた。「親しみを持っている」は62%で、「持っていない」は27%だった。
同じ調査方法で、当時の天皇陛下(上皇さま)が退位の意向をにじませたお気持ちを表明した後の2016年12月に尋ねた時は、「親しみを持っている」は65%、「持っていない」は27%で、今回とほぼ同じ水準だった。
男女別では、男性の57%、女性の66%が「親しみを持っている」と回答した。年代別では、40代以上で「親しみを持っている」が6割を超え、50代の69%が最も高かった。
政府が天皇陛下の即位にあわせて恩赦を行うことに「反対」が54%にのぼり、「賛成」は25%にとどまった。自民支持層でも「反対」は55%だった。年代別では、60代は「反対」が62%で最も高かった。30代以上で「反対」が過半数を占める一方、18~29歳は「反対」40%、「賛成」35%と割れた。
台風19号の被害を受けて…