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 東日本に記録的な大雨をもたらした台風19号が上陸してから、22日で10日になる。21日までの朝日新聞の集計によると、13都県で82人が亡くなり、11人が行方不明になっている。床上・床下浸水は確認できているだけで約6万3300棟に上り、いまも福島県や長野県、宮城県などで約4千人が避難生活を続けるなど、影響は長期化している。今回の台風は改めて災害への備えに教訓を残した。

 台風19号の豪雨で堤防が約70メートルにわたって決壊した長野市を流れる千曲(ちくま)川。濁流が流れ込み、浸水した地区では、台風接近に合わせ、住民らが互いに声をかけ合って避難をしていた。しかし、それでも取り残された人たちがいて、犠牲者が2人出た。救えなかった命があったことに地元では後悔もにじむ。

 台風が伊豆半島に上陸しようとしていた12日午後6時半ごろ、のちに決壊する堤防から北西約250メートルのところに住む渋沢康泰(やすひろ)さん(65)=長野市津野=は、隣で暮らす遠戚の渋沢紀美恵さん(79)、典男さん(86)夫妻宅前に軽トラックをつけた。雨脚が強まっていた。

 「待った? 乗って」。財布を…

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