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台風19号支援通信

 水が使えなくなったとき、トイレの悩みは大きい。なるべく水を使わないためには、どんな方法があるのだろうか。

 一般的なのは、バケツなどで水を流す方法だ。非常時のトイレについての講演活動などをしている「チーム・トイレの自由」の長谷川高士さんは、「一気に、静かに」流すことがポイントだという。一定時間内に決まった量の水を流さないと汚物が流れないため、ペットボトルなどでは水量が足りないという。

 だが、一切水を使わない方法として長谷川さんが紹介しているのは、「袋の中で、吸わせる、固める」だ。ハードルが高そうに感じるが、家にある身近なものでできる。

 トイレに45リットルのゴミ袋を2枚かぶせ、その中にちぎった新聞紙、おむつ、ペットシート、猫砂など、水分を吸収しそうなものを入れる。用を足した後、上側の袋だけを取り出し、袋をきちんと閉じれば、ゴミに出すことができる。水分が十分吸収されていないと感じたら、中に入れる新聞紙などの量を増やし、調節する。

 ゴミの出し方は自治体によって異なるため、確認が必要だが、一般ゴミとして出せる場合でも「し尿ゴミ」と分かるようにしておく方が収集する人に親切だ。

 こうした原理をつかった商品が「携帯トイレ」だが、備えていなかったり、すぐに買いに行くことができなかったりするケースも多い。長谷川さんは「家の中にあるものでもできるんだと知っておくといいのでは」と話す。