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 第48回の在日朝鮮学生美術展・大阪展が、大阪府東大阪市御厨南2丁目の市文化創造館で始まった。大阪・和歌山・奈良の朝鮮学校に学ぶ児童・生徒が、写実から踏みだして「心に見た風景の写実」に挑んだ800点が展示されている。26日まで。

 特別金賞に輝いた大阪朝鮮高級学校3年の金時星(キムシソン)さん(18)の「未完の春」は観音開きになっている。外側に中級時代の友人4人をならべ、内側に炎が舞う混沌(こんとん)を描いた。日本の高校に進んだ友人の1人に対する悲しみと怒りの感情が、「どちらが正しいということはない」という複雑性をともなった今の見方へ昇華したことを表現した。

 金賞に選ばれた大阪朝高1年の金慶香(キムキョンヒャン)さん(15)の「私想」は、チマ・チョゴリを着る自分を見つめた。朝鮮学校に通うことが当たり前だった私。「なぜこだわるのか」と同級生に問われたときの衝撃。こけつまろびつ答えのないままだけれど、私は存在しているのだという確信を、作品をつかむ手を描いて表した。

 いずれの作品も根底には「日本…

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