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 千葉県南部を中心に大きな被害をもたらした台風15号の強風について、日本風工学会の風災害研究会が22日、調査速報会を東京都内で開いた。建物被害について、「窓ガラスの破損や屋根ふき材の脱落・飛散が目立ち、築年数が経っている住宅はより大きな被害を受けていた」との考察が、改めて研究者から示された。

 防衛大学校の小林文明教授(気象学)は、台風15号を「(雨を降らす)前線を持たず、渦巻きがそのまま上陸したような台風」と表現。被害は、台風の中心から半径50キロ付近に集中していたという。

 鋸南町や南房総市、館山市などで建物被害を調べた建築研究所によると、軒天井から建物内に強風が入って屋根が壊れたり、窓ガラスが広範囲で破損したりする例が各地で確認された。築年数が浅い住宅は被害が小さいものの、海沿いの立地では、屋根や外壁の破損があったという。

 一方、同じ場所で同時期に建て…

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