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 卓球のワールドカップ(W杯)団体戦が6日から、来年の東京五輪の競技会場でもある東京体育館で、五輪テスト大会を兼ねて開幕する。男女各12の国・地域が参加。日本は昨年2月の前回大会で男女とも銀メダルを獲得した。男子は16歳の張本智和(木下グループ)、女子は伊藤美誠(スターツ)、石川佳純(全農)、平野美宇(日本生命)の世界ランク上位3人を軸に、打倒中国を狙う。(吉永岳央、前田大輔)

 前回大会を含め、日本女子は準優勝が過去3度。悲願の頂点への道のりに立ちはだかるのは、やはり中国だ。9連覇を狙う王国の布陣は、今回も分厚い。

 リオデジャネイロ五輪女王の丁寧、4月の世界選手権を制した劉詩雯、世界ランク1位の陳夢といったシングルスの実力者がずらり。ここに20歳の王曼昱、19歳の孫穎莎と伸び盛りの若手が加わり、5選手全員の10月時点のシングルス世界ランクは、日本勢トップの7位につける伊藤美誠(スターツ)よりも上位だ。

 日本女子の馬場美香監督が「打倒中国」を掲げる通り、女子は中国と日本の2強の構図。この上なく高い壁を越えるポイントの一つは、平野美宇(日本生命)が「いろんな方に見てもらえる試合になる。楽しみな気持ちでいっぱい」と語るように、29年ぶりの国内開催という地の利を追い風にできるかどうかだろう。

 チーム最年長の26歳、石川佳純(全農)が言う。「日本で戦う団体戦は特別。力に変えられるか、ただの重圧にしてしまうかは気持ちの持ち方次第」

 一方で今大会は、世界ランクを基準に決める東京五輪のシングルス代表選考にも重要な意味を持つ。シングルス1勝につき、その選手には250ポイントが付与され、ランクを左右する。

 選考争いは年内いっぱいですでに大詰め。チームの勝利を追いつつ、個人のポイントがどうしてもチラつく状況に、選手の一人は「『すごい所に(今回の日程を)ブチ込んできたな』って」。苦笑を浮かべ、「切り替えて、団結して戦うしかない」。チームの勝敗とは別に、個人の勝敗も見どころの一つになる。

■張本、エー…

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