[PR]

 大正・昭和両天皇の即位に際して執り行われた即位の礼などの儀式「御大典(ごたいてん)」に合わせて、当時松江市内で開かれた奉祝行事の様子を記録した写真展「大正・昭和 御大典と松江市民」が同市殿町の松江歴史館で開かれている。11月20日まで。観覧料は無料。

 大正・昭和両天皇の即位の礼はそれぞれ大正4(1915)年11月、昭和3(1928)年11月にあった。それに合わせて松江市中心部でも、奉祝行事として宮行列や鼕(どう)行列が催され、多くの市民が練り歩いた。旧制松江高校(現島根大学)でドイツ語を教えていた哲学者フリッツ・カルシュ(1893~1971)が撮影した写真など、計14点で当時の様子を紹介している。

 出雲市から夫婦で訪れた会社員高橋毅さん(48)は「全市民をあげて天皇の即位を祝おうという、当時の人たちの熱意が伝わってきますね」と話していた。(浪間新太)