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 靴下に穴が開いたら永久に新品と交換します――。東京・下町のメーカーが、こんな商品を売り出している。高い技術に支えられた丈夫さをアピールするための戦略だ。1足2千円前後と靴下としては高めだが、「一生分」と10足まとめ買いしていく客も。果たして、商売は成り立つのか。

 昭和の面影が色濃く残る文京区根津の小さなビルに本社を置く靴下メーカー「グレン・クライド」。社員10人余りの小さな会社だ。

 橋本満社長(53)が、別の場所の工場の一角に机を置かせてもらう形で創業したのは1992年。ブームだったスニーカーに合わせられるようにと、くるぶしまでの「アンクルソックス」を考案した。当初はどの店にも相手にされなかったが、雑誌で紹介されると大ヒット。25万足売れた。

 だが、何年か経つと安い中国製が輸入されるようになって売れなくなり、「はじき飛ばされた」。

 そこで、競争するのではなく、…

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