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 天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に合わせて、徳島県鳴門市鳴門町高島の鳴門ウチノ海総合公園の芝生広場で22日、鳴門大凧(おおだこ)保存会が「令和」の鳴門わんわん凧を揚げた。

 鳴門わんわん凧は約320年前から伝わる市指定の無形民俗文化財で、全国でも珍しい円形のたこ。この日は5月の改元の際に作って揚げた直径約2メートルの「令和」の大凧などを会員ら10人余りが協力して揚げた。晴天に恵まれ、風も強い絶好のたこ揚げ日和。たこは50メートル以上舞い上がった。

 同会は2014年5月に同市であった「みどりの愛護のつどい」で、当時皇太子だった天皇陛下の前で、たこ揚げを実演した。名誉会長の藤中梅雄さん(91)は「14年には『伝統を継承してください』とお言葉をいただいた」と振り返り、「これほどきれいに揚がる日は珍しい。よいお祝いになったと思う」。(福家司)