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 悲願の欧州連合(EU)加盟のために国名まで変えたバルカン半島の小国・北マケドニア(旧マケドニア)が、17、18日のEU首脳会議で加盟交渉入りを棚上げされた。親EU路線を進めてきたザエフ首相が来年早々に事実上の引責辞任をする事態となった。

 北マケドニアの主要政党は20日、来年末の予定だった総選挙を前倒しし、4月12日に行うことを決めた。ザエフ政権は来年1月初めに退陣する。ザエフ氏は「EUが約束を果たさなかった」と訴え、「私も国民も大いに失望した」と述べた。

 ザエフ政権は、「マケドニア」という旧名に異議を唱え、同国のEU加盟に難色を示していたギリシャと交渉、国名を「北マケドニア」にする合意を昨年結んだ。EUや国連も後押ししており、今年2月に国名変更が実現。ギリシャの反対がなくなり、加盟国は北マケドニアの加盟交渉入りに今月結論を出すことになっていた。

 ところが17、18日のEU首…

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