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 台風19号の影響で休校が続いていた福島県や宮城県の小中学校が23日、周辺の学校の空き教室を利用するなどして授業を再開した。

 「再出発、みんなで頑張ろう」。この日朝、福島県の郡山市立永盛小(298人)で大知里(おおちり)重政校長(56)が呼びかけると、児童は「オー」と大きな声で応じた。学校は川の氾濫(はんらん)で校舎が浸水し、掃除や修理が年内いっぱいかかる見通し。学年ごとにスクールバスに乗って市内の四つの小中学校に向かった。

 1、2年生が到着したのは約8キロ離れた緑ケ丘第一小。1年生の宗像海熙(かいき)君(7)は「友達と久々に遊べるのが楽しい。算数も頑張りたい」と話した。大知里校長は「久しぶりに子どもたちの元気な表情を見て安心した。学年ごとに分散して授業を受けるのは大変だが、普段以上に丁寧に接したい」と語った。

 郡山市では、赤木小と小泉小でも、23日から周辺の学校を間借りして授業を再開。福島県内では一時、公立の小中学校、高校など115校が休校したが、24日までにすべて再開する見通しだ。

 大きな被害が出た宮城県丸森町でも23日、町立の8小学校と1中学校が一斉に再開した。

 校舎が1メートル以上浸水した…

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