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 米シェアオフィス大手「ウィーワーク」を運営するウィーカンパニーとソフトバンクグループ(SBG)は23日、SBGがウィー側に50億ドル(約5400億円)の新たな融資を行い、30億ドル分の株式も購入すると発表した。すでに公表していた15億ドル分の追加出資もタイミングを早める。SBGの持ち株比率は約8割に上り、ウィー社を実質支配することになる。

 ただ、両社は連名の声明で「議決権については(SBGが)過半数を持たず、ウィー社をコントロールはしない。ウィー社はソフトバンクの子会社にはならない」としるした。子会社にすれば、経営難に陥り、企業価値が大きく減少しているウィー社の業績がSBG側にも影響するためで、そうした事態を避ける狙いがあるものとみられる。

 また、SBGのマルセロ・クラウレ最高執行責任者(COO)がウィーの会長に就任する見通しという。(尾形聡彦