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 秋田大医学部付属病院で静脈確保のため右腕に針を刺された際に神経損傷の後遺症が残ったとして、秋田市の女性が秋田大を相手取り、慰謝料など4826万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が23日、秋田地裁であった。綱島公彦裁判長は女性が神経損傷を負ったことを認め、後遺症の程度に応じ、同大に1320万円の支払いを命じた。

 判決によると、女性は2016年9月、腹痛のため救急搬送された同病院で、研修医から静脈確保のために腕に針を刺された。女性が強い痛みを訴えるなどした後、研修医は針を抜いたものの、その後、女性の右腕には神経損傷などの後遺症が残った。同大は「判決文を精査して対応を判断する」とコメントした。