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 最大震度7を記録し、死者68人、全壊家屋3175棟などの被害が出た新潟県中越地震から、23日で15年。約2200人の住民が全村避難した旧山古志村(現長岡市)では追悼式があり、発生時刻の午後5時56分に犠牲者の名前を刻んだ「希望の鐘」をついて、住民らが黙禱(もくとう)した。

 中越地震は主に中山間地が被災し、道路寸断などで同村など山村の集落が孤立する事態となった。避難者は一時10万人を超え、車中泊によるエコノミークラス症候群で亡くなる人も相次いだ。

 復興を支えるため、654億円分の事業を補助してきた「中越大震災復興基金」は、来秋をめどに解散手続きを進める方針を県などが決めている。15年が経ち、復興は一つの節目を迎えた。(杉山歩、高木真也)