拡大する写真・図版練習する愛工大名電の吹奏楽部員ら=2019年9月27日午後5時14分、名古屋市千種区、小松万希子撮影

[PR]

 第67回全日本吹奏楽コンクール(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の高校・後半の部に出場した東海支部代表の愛工大名電(愛知)。自由曲に選んだ「ブリュッセル・レクイエム」は、ベルギーで起きたテロ事件の犠牲者をしのぶ鎮魂の曲だ。愛工大名電の吹奏楽部にとっては、特別な思いの詰まった曲でもあった。

 8月、東海大会出場校を決める県の選考会の2日前、合奏練習で突然、伊藤宏樹顧問の指揮が止まった。こらえきれないという表情で伊藤顧問が部員に伝えたのは、2年前に吹奏楽部を卒業した先輩が脳腫瘍(しゅよう)で亡くなったという知らせだった。

 今の3年生が1年生のとき、指導してもらった。打楽器担当で、コンクールの全日本大会にも出場。明るくいつも笑顔で、部活の指導では言葉をはぐらかさず、真正面から向き合ってくれた。後輩によく話しかけ、打楽器担当でなくとも、みんなそれぞれに先輩との思い出があった。

 6月、いつも通りの明るい様子…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら