【動画】将棋の藤井七段、王位戦・予選で西川六段との対局始まる=佐藤圭司撮影
[PR]

 将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(17)が28日、第61期王位戦(新聞三社連合主催)の予選で、西川和宏六段(33)との対局に臨んでいる。

 対局は定刻の午前10時、大阪市福島区の関西将棋会館で始まった。振り駒の結果、先手番は西川六段。持ち時間は各4時間。終局は夕方以降になる見通し。

 藤井七段は、現在進行中の第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の挑戦者決定リーグ戦(通称「王将リーグ」)で3勝1敗と好成績を収め、挑戦権争いの先頭を走っている。史上最年少でのタイトル挑戦となるかどうか、注目を集めている。藤井七段の王将リーグは残り2局で、11月に対局が行われる予定。

 一方の西川六段は神戸市出身。師匠は父の慶二八段(57)で、現役親子棋士として知られる。関西将棋界での愛称は「西川ジュニア」。プロ棋士養成機関「奨励会(しょうれいかい)」のうち、関西奨励会(大阪市)で幹事を務め、後進育成にも尽力している。

     ◇

 王位戦は、将棋界に八つあるタイトル戦の一つ。全棋士と女流棋士2人が参加し、予選はトーナメントで行う。予選を勝ち上がった棋士8人とシード棋士4人が紅白2ブロックに分かれ、リーグ戦を行う。紅白の優勝者が挑戦者決定戦を行う。王位と挑戦者が例年7~9月に七番勝負を行う。現在のタイトル保持者は木村一基(かずき)王位(46)。

 今期王位戦の予選には162人が出場。予選を勝ち上がって王位リーグに入れるのは8人だけだ。

 藤井七段も西川六段もそれぞれ1勝を挙げて本局に臨んでいる。本局の勝者は、あと2勝で王位リーグ入りとなる。(佐藤圭司)