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 小学校の教員免許のうち、短大などで取れる二種免許状のための2次試験が台風19号の影響で中止になったことを受けて、文部科学省は24日、受験生にリポート課題の提出を求めた上で、通常なら最終合格が決まる3次試験の後の12月に、追加試験を実施すると発表した。

 中止になったのは、「小学校教員資格認定試験」の2次試験。大学の教職課程を修了していない社会人の受験が多く、12~13日に東京など全国5会場で、約300人が筆記や口述試験を受けるはずだった。

 台風19号が東日本に接近しつつあった11日、事務を担う教職員支援機構が中止を決定。受験予定者に個別に連絡した上で、公式ページに「全員2次試験を免除し、合格したものと扱う」などと記載したため、SNSなどで「なぜ全員合格なのか?」などと話題になっていた。

 受験案内では「災害等による中止の場合も含め、再試験を行わない」としていたが、受験者のこれまでの準備などを考慮し、今回の措置をとることにしたという。浅田和伸・総合教育政策局長は会見で「(措置の)検討に時間を要したことは申し訳ない」と話した。(宮崎亮