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 ホームレスの人の自立を支援する雑誌「ビッグイシュー日本版」の路上販売を体験する企画が好評だ。名付けて「道端留学」。路上生活を経験した販売員との販売体験を通し、支援に対する考えを深めてもらうのがねらいだ。

 「ビッグイシューいかがでしょうか」。10月、大阪市北区のJR大阪駅前で、和光高校(東京都町田市)の2年生たちが声をあげた。

 雑誌を持つ手を前に伸ばした生徒を「やりすぎは邪魔になるからね」と穏やかにいさめたのは販売員の浜田進さん(68)。近くで16年間販売を続けてきた。

 この日、浜田さんは4人の生徒と30分余り販売したが、1冊も売れなかった。「きっちりした態度でも、なかなか買ってもらえないことを知ってもらえたかな」。斉藤駿君(16)は「寒い中立ち続けるのはしんどかった。一日中売るのはすごい大変」とため息をついた。

 同校は3年前から関西を訪れる…

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