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知恩院三門(国宝)の天井に舞う迦陵頻伽(かりょうびんが)

 高さ24メートルの三門の急な階段を上った先には、極彩色の世界が広がっていた。天井の中央に龍(りゅう)、左右には天人や楽器とともに、上半身が美女、下半身が鳥の姿をした「迦陵頻伽(かりょうびんが)」が舞う。浄土に住み、妙(たえ)なる声で教えを説くという想像上の鳥だ。

 三門は1621年、徳川幕府2代将軍秀忠の命で建立された。楼上には、正面中央に座る釈迦牟尼(しゃかむに)仏(国重要文化財)が説く浄土の世界を狩野派の絵師が描いたという。=京都市東山区林下町、終わり(久保智祥)