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 レスリング男子グレコローマン77キロ級の阪部創選手(26)=自衛隊=は24日、東京都内で記者会見し、今月8日に製薬会社に対して慰謝料など約6千万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴したことを発表した。

 阪部選手によると、昨年6月の全日本選抜選手権前に摂取した胃腸薬に本来なら含まれない禁止薬物が混入していたことから、試合後のドーピング検査で陽性となり、日本アンチ・ドーピング機構から暫定的に半年間の資格停止処分を受けた。その後の調査で過失なしと判断され、今年3月に処分が取り消された。

 阪部選手は「東京五輪選考会にギリギリ間に合ったが、挑戦できない可能性もあった。(製薬会社は)重大な問題だと認識してほしい」と話した。