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 バングラデシュで今年4月、イスラム宗教学校の校長によるセクハラ被害を訴えた女子学生が体に火をつけられて死亡した事件で、バングラデシュの裁判所は24日、殺人罪などで起訴された校長や教師、生徒ら被告16人全員に死刑判決を言い渡した。バングラデシュでは事件後、犯人への厳罰や女性の権利擁護を求める抗議行動が起こっていた。

 地元報道などによると、亡くなったヌスラト・ラフィさん(当時19)は3月下旬、校長室に呼ばれ校長から繰り返し体を触られたなどとして警察に被害届を提出。校長は逮捕された。

 ラフィさんは4月上旬、校長の指示を受けた学生らに学校の屋上に呼び出され、顔を含む全身を覆う衣装ブルカを着た5人組から被害届の撤回を求められた。ラフィさんが拒否すると手を縛られ、灯油をかけられた後、火を付けられたという。(ニューデリー=奈良部健)