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 選挙区の有権者に対する寄付疑惑が浮上していた菅原一秀経済産業相が25日午前、首相官邸で安倍晋三首相に辞表を提出した。閣議後の会見では閣僚らが菅原氏の辞任について言及した。

 菅原氏とは2003年の衆院選で初当選した「同期」の江藤拓農林水産相は菅原氏の辞任について「私は二世議員でおやじがいた。私なりに苦労が無かったわけではありませんが、彼がどれだけの苦労をしてきたのかはよく知っています」としつつ、「いけないことをしたのですから、ご本人が判断、決断してこうなったのは、政治家としても友人としても受け止めないといけない」と語った。

 加藤勝信厚生労働相は「(公職選挙法違反が疑われる行為の)具体的内容は承知していないからコメントできない」としたうえで、「我々の法律などがあるわけですから、しっかり順守していくのは当然だと思うし、仮にそれに違えるようなことが指摘されればしっかり説明していく。一般論としてそういう対応をしていかないといけない」と述べた。

 萩生田光一文部科学相は「仲間の閣僚として残念な思いがいたしますけれども、自らの出処進退、自ら決めたんだと思いますので、それは重く受け止めたいと思います」と語った。

 公選法を所管する高市早苗総務相は「総務省として個別事案の調査権を有していない。報道されている件が法的にどうなのか、私の立場からは答えられない」と話した。

 西村康稔経済再生相は「一般論として政治家に疑惑が生じた場合には、しっかりと自分自身が説明することが大事だ。私自身も身を正していきたい」と話した。経済政策への影響については「経産省の事務方と内閣府の事務方は緊密に連携している。私自身、経産省からの説明を受けており、基本的に問題ない」とした。