高滝ダム・亀山ダムの緊急放流見合わせ 引き続き警戒
古賀大己
千葉県は25日、緊急放流を予定していた養老川上流の高滝ダム(市原市)と、小櫃川上流の亀山ダム(君津市)について、水位が下がってきたため、緊急放流を見合わせている。今後の雨量次第で放流の可能性もあり、引き続き流域の住民へ警戒を呼びかけている。
県によると、25日午後1時時点の水位は、高滝ダムが38・19メートルで、「緊急放流開始水位」の39・70メートルに迫っていた。亀山ダムも82・39メートルで「緊急放流開始水位」の83・30メートルに近づいていた。しかし、雨量が落ち着いてきたため、それぞれダムに流れ込む水量が減少したという。
県は正午までに市原、君津、木更津、袖ケ浦の4市に緊急放流の予定を伝えているが、引き続き流域の住民へ警戒を呼びかけている。(古賀大己)
【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら