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 大相撲の秋巡業「福山場所」が27日、広島県福山市緑町の「ローズアリーナ」で開催された。市内外から約3600人のファンが訪れ、おなじみの人気力士を間近に見ることができる楽しいひとときを過ごした。

 同市での巡業開催は2年ぶり。本格的な取組や横綱、関取の土俵入りのほか、土俵上での稽古の様子や髪結いの実演、さらには関取と間近に接する握手会といった巡業ならではの盛りだくさんの内容でファンを喜ばせた。

 幕内力士による対戦では、鶴竜と白鵬という横綱同士の結びの一番や、御嶽海と遠藤の人気力士による顔合わせなど好取組が相次ぎ、好角家からちびっ子ファンまで大きな歓声を沸かせた。また、稽古や取組に県内出身力士が登場して出身地が場内アナウンスで紹介された際も温かい拍手が起きた。

 祖父母と観戦に訪れた福山市立御野小2年の川上千咲さん(7)は高安と遠藤のファンだといい、「お相撲さんを(生で)初めて見た。大きくてビックリしました」。長年の相撲ファンという岡山県笠岡市の関藤知加子さん(53)は今月23日にあった同県倉敷市での巡業に続いての観戦といい、「住んでいるところの近くで連日のように大相撲を楽しめるのはありがたい」と笑顔で話した。(燧(ひうち)正典)