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文化功労者の宮本茂さん

 「スーパーマリオブラザーズ」や「ドンキーコング」「ゼルダの伝説」といった世界的なヒット作を数多く手がけてきた。「ひとりでは何もできない仕事。晴れがましいのはいつも苦手です」と照れる。

 少年時代は漫画家を夢見たが、工業デザイナーとして入社した任天堂で、キャラクターが活躍するゲームの魅力にはまった。遊ぶ人だけでなく、横から画面をのぞいた人も楽しめるゲーム作りを心掛けてきた。

 ファミリーコンピュータやゲームボーイ、スマホ――。デジタル技術の発展とともに、生み出したゲームやキャラは進化を遂げた。言語や習慣を超えて愛され、世界に誇る文化に育った。

 会社全体を監修する立場になったいまも、ゲーム開発に携わる。「一緒に始めたメンバーと離れず仕事をしているのが誇り。今やっていることを全力で続けていく」(久保田侑暉)