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 台風21号に伴う記録的な大雨で千葉県では27日、新たに1人が行方不明となっていることがわかった。福島県と合わせて死者10人、行方不明者は2人になった。両県では台風19号でも住宅への浸水が相次いでおり、21号と合わせて被害の調査や復旧作業が続く。

 千葉県警や県によると、茂原市内で50代の女性の行方がわからなくなり、氾濫(はんらん)した豊田川に流された可能性が高いとみて捜している。長南町では土砂崩れに巻き込まれ、80代の男性が右足に重傷を負った。

 県は27日午後6時までに505戸で床上・床下浸水を確認。千葉市や長柄町などで8件の土砂崩れがあり、住宅被害は全壊6棟、半壊2棟、一部損壊1棟を把握。崖崩れや地滑りが「多数ある」とし、被害は増える可能性があるという。

 冠水した水が引いていない佐倉市では、排水ポンプで住宅地の水を川に送る作業が続いた。県内の避難所20カ所では、9月に直撃した台風15号の被災者も含めて91人が身を寄せている。

 一方、福島県では相馬市内の全公立小中学校が通学路の安全を確認するため、28日は休校することを決めた。