[PR]

 植物の光合成の状態を計測できる画期的なシステムを、愛媛大学が開発した。システムの実用化や商品化に大きな役割を果たしたのが、農学部の「植物工場研究センター」と学内のベンチャー企業「PLANT DATA(プラントデータ)」だ。

 「人には見えないだけで、植物も実は元気だったり、元気じゃなかったりする」。PLANT DATA代表取締役CEOの北川寛人さん(45)が話す。植物たちの声なき声をどうすれば聞き取れるか。たどり着いた答えが生育状態の「見える化」だった。

 北川さんによると、トマトの理論上の最大収量は1平方メートルあたり約200キロと言われ、実現に向けたプロジェクトもある。しかし、一般的な栽培農家の平均収量は8~15キロ程度、大手食品メーカーが手がける最新鋭の植物工場でも70~80キロにとどまるという。「植物の生育状態の見極めを人間の経験や目視でやるのは、目隠しして農業するようなもの。しくじりまくっているということです」と苦笑する。

 これまでにPLANT DAT…

この記事は有料会員記事です。残り803文字
ベーシックコース会員は会員記事が月50本まで読めます
続きを読む
現在までの記事閲覧数はお客様サポートで確認できます
この記事は有料会員記事です。残り803文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。残り803文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
関連ニュース