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 中国共産党の重要会議である第19期中央委員会第4回全体会議(4中全会)が28日、北京で始まった。国営新華社通信が伝えた。会場となるホテルの周辺では同日午前、警察官が周囲を警戒し、付近の道路も通行が制限されるなど、緊張した雰囲気につつまれていた。会議は31日まで続く。

 中央委員会全体会議は、昨年2月の3中全会以来、1年8カ月ぶりの開催。昨年秋以降、開催が何度も取り沙汰されてきたが、長期化する米中貿易摩擦の影響などから見送られてきたとみられている。

 党の主要政策や人事などが議論される予定で、党の発表によると、党を中心とした「中国の特色ある社会主義制度」の維持や改善、国家の統治体制の強化などが取り上げられる。また、抗議活動が続く香港への対応や対米外交など、習近平(シーチンピン)指導部がかかえる様々な問題が議論されるとみられている。

 会議後には、話し合いの成果をまとめたコミュニケが公表される見通しで、内政や外交などの課題に対し、指導部がどういった方向性を示すかが注目されている。(北京=高田正幸)