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 熊本県の阿蘇山・中岳で火山灰を噴き出す連続噴火が始まって3カ月が経過した。これだけ長く灰を出し続ける噴火は1989~90年ごろの一連の噴火活動の時以来。今回もマグマによる活動が本格化していく可能性もあり、専門家らは注視している。

 中岳は今年4月14日に噴火警戒レベルが2に上がり、火口から1キロ内を立ち入り規制。同16日、噴火としては2016年10月8日以来となる、ごく小規模の噴火が発生した。この頃、湯だまりがわずかになった火口底に穴(火孔)ができ、火山ガスの放出も多い状態が観測されていた。5月にかけても小規模やごく小規模の噴火が何度か発生。6月からは噴火もなかったが、7月末になると連続噴火が始まった。

 以来、噴火は時折休止するものの、ほぼ毎日のように火山灰や多くのガスを含む噴煙を出し、風下側に降灰をもたらしている。京都大火山研究センターや阿蘇火山博物館によると、7月末以降の火山灰は新しいマグマの成分が次第に多く含まれるようになり、地下深くのマグマだまりからマグマが徐々に上昇してきていることを示す。

 阿蘇山に典型的な噴火の一つで…

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