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 常用漢字ではなくても、「絆」という字を使いたい人は9割にのぼる。文化庁が29日に発表した2018年度の「国語に関する世論調査」で、そんな結果が明らかになった。東日本大震災を機に広く使われたこの字が、日常生活に浸透している様子がうかがえる。

 調査は今年2~3月、16歳以上の1960人が答えた。国が定める「常用漢字表」は一般の社会生活における漢字使用の目安だが、表になくてもよく使われる字がある。文化庁はこのうち六つの字について尋ねた。

 「絆を深める」という例文で尋ね、「この漢字を使うのがいい」を選んだ人が90・0%。振り仮名を付けるが7・0%、仮名で書くが2・6%だった。

 29年ぶりだった2010年の常用漢字表改定の際は、社会での使用頻度がそれほど高くないこともあり見送られた。だがほぼ同時期に日本新聞協会がまとめた「新聞常用漢字表」では新たに入り、朝日新聞も含め多くの新聞が振り仮名なしで使うようになった。

 翌11年の東日本大震災を機に、人と人とのつながりを表す言葉として多用された。文化庁の武田康宏国語調査官は「震災以降、文化庁に『絆のつくりの半の点は上が開いているのか下が開いているのか』などの質問が増え、書く機会が増えているようだ」と話す。

 ほかに支持が高かった漢字は、…

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