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 役員らが多額の金品を原発のある福井県高浜町の元助役から受け取っていた問題を受け、関西電力は28日までに、幹部が取引先などから受け取る中元や歳暮を原則として辞退することを決めた。まずは役員が中心となって管理職まで広げ、全社的に取り組むことも検討していく。

 関電はこれまで、そうめんや菓子など社会通念上、常識の範囲内で中元や歳暮を受け取ってきた。年末を控え、今後は送られてきても返品するなどしていく。一般社員も対象に含めるかどうかや、すべての贈答品を一律に受け取らないようにすることについてはさらに検討を進める。

 関電の社内ルールでは、こうした贈答や接待について「節度をもって良識の範囲内にとどめるように」と定めている。今回の金品受け取り問題で、関電役員らは最長11年の長期にわたって自宅で高価な金品を保管していたほか、50万円相当のスーツの仕立券を使用し、当初は「儀礼の範囲内」としていた。(橋本拓樹)