拡大する写真・図版 青野原オートキャンプ場には上流から流れてきたトラックや流木、岩が折り重なっていた。右は道志川=相模原市緑区、吉野慶祐撮影

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 紅葉シーズンを迎えて多くの人でにぎわうはずの首都圏の行楽地にも、台風19号の被害が影を落としている。川沿いのキャンプ場では、あふれた濁流により土地そのものが失われたところも。空前のキャンプブームと言われる中で、関係者は懸命に再開をめざす。

 「ここに川はなかったんです」

 10月下旬、相模原市緑区の青野原野呂ロッジキャンプ場。経営者の野呂正人さん(65)は管理棟の前を流れる道志川に目をやり言った。

 豪雨で敷地の一部に新しい川ができ、テントを張る30区画など敷地の約9割が失われた。バンガロー3棟、重機3台、車2台も流された。野呂さんは「土地がないと始まらない。川の流れを元に戻してほしい」と行政の支援を求める。一方で「待ってくれているお客さんがいる」と営業再開を諦めていない。

 近くの青野原オートキャンプ場も被害は深刻だ。長さ500メートル、幅50メートルほどの敷地は一時水没。川沿いがえぐられ、全250区画の約半分が失われた。場内には上流から流れてきたトラックや流木、岩が転がる。

 地元の168人が出資する組合…

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