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 11月24日に行われる香港の区議会選挙で、選挙管理当局は29日、著名な民主活動家、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏(23)の立候補を認めないとの決定を下した。民主派勢力は「参政権の剝奪(はくだつ)だ」と強く反発しており、政府との新たな火種となるのは必至だ。

 黄氏は2014年の民主化デモ「雨傘運動」の学生リーダーの一人で、民主派の政治団体「香港衆志(デモシスト)」幹部を務める。国際的にも知名度が高く、今春から続く抗議デモでも、米欧を歴訪して支援を訴えるなどしている。

 決定を受けて記者会見した黄氏は、「選管は香港衆志の政治理念を曲解し、北京の命令に従って立候補を取り消した」などと批判。民主派の議員からは「デモ隊の反発が強まり、警察との衝突が増える」と懸念する声も出ている。

 選管は、香港衆志が香港の政治体制は香港人が住民投票で決めるという「民主自決」を綱領に掲げ、中国からの独立も排除していないとして問題視。「香港は中国の一部」と明記する香港基本法に抵触すると判断した。黄氏は選管に「香港の独立を提唱していない」と説明したが、黄氏が示した選管側の通知書によると、「独立と一線を画していない」と認定された。抗議デモを受け、中国側は黄氏への非難を強めており、立候補を認めないとする中国側の意向が働いた可能性が指摘されている。

 今回の区議選には1997年の…

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